
協議離婚で取り決めたことを、今後守ってもらうためにも離婚協議書を絶対に作成しておきたいですね。
とはいえ、離婚協議書の作成方法って、一般人にとって未知の世界ですよね。

私の場合は法律関係の事は今まで触れたことがなく、どうしたらいいか分からなかったので、離婚協議書の作成は、最初から弁護士にお任せしました。
それに、私の元旦那は二者間での離婚協議をしていても、曖昧な態度と行動で誠意のない無責任な対応を続けていたのです。
だからこそ、弁護士と言う心強い味方をバックに付けて、精神的に圧倒してやろうと考えたこともありました。
■弁護士に依頼する
離婚協議書の作成ですが、作り方に不安があったら、行政書士や弁護士への依頼をすることをお勧めします。
これは後々に公開をしないためにも、離婚協議書の作成方法はとても重要だから。
たしかに、専門家への依頼は安くない出費です。
実際に、弁護士や行政書士によっても誤差が生じますが、離婚協議書の作成で5万円前後の費用がかかります。
更に成功報酬として離婚が成立した場合には、さらに2-3万円の支払いを命じられることもあります。
弁護士・行政書士への費用は少々痛い出費にはなりますが、抜け目のない離婚協議書を作成さえしていれば、そんな出費も慰謝料や養育費として必ず返って来ることを忘れないでください。
専門家への依頼にかかる初期費用よりも恐ろしい事は、慰謝料や養育費の支払いが滞ってしまう事ではないでしょうか?

特に養育費は(子供の年齢にもよりますが)、これから先数十年にわたって払われ続けるものです。
支払を続けさせて、しっかりとお金を得るためにも離婚協議書を、完璧で有効的な形で作成しておきたいですね。
プロが作成すれば間違えないですし、少しでも有利になるように内容に関してもアドバイスをしてくれるはずです。
■自分で作成する
ただ、これから独り身、もしくは一人で子供を育てていくのにあたって、『出費をできるだけ抑えたい。』という方もいらっしゃるでしょう。
そのような方は、まずは自分で離婚協議書の作成をしてみることをお勧めします。
離婚協議書は見本のテンプレートもあるので、自分で作成することも可能ですよ。
そして、できれば作成した離婚協議書を弁護士や行政書士に添削してもらうのが理想的です。
離婚協議書の添削だけでしたら、大体1〜3万円ほどの費用で済むところがほとんどです。
■無料相談を利用する
または簡単な添削になってしまうかもしれませんが、無料法律相談というものを利用しての添削依頼もできることを覚えておきましょう。
法律のプロの目にかかれば、重要事項の抜け落ちや、明らかに不利な内容があれば教えてくれるから添削してもらいたいですね。
■離婚協議書作成のポイント
(1)氏名を書くときは、離婚前の名前で書くこと。
(2)養育費に関しての取り決めを詳しく書くこと。
・未成年の子供だけ書きます。
・養育費の金額のほか、面接交渉権について(月・年に何回程度、その他の詳しい取り決めなど)、養育費をいつまで払い続けるのか(通常20歳ですが、大学卒業時までなどの特例も両親の学力に応じては選択可能です。)を記載します。
(3)財産分与に関しての取り決めを詳しく書くこと。
・婚姻から離婚までに築いた財産は、専業主婦であれ基本的に2分の1ずつで分けます。
(4)慰謝料に関しての取り決めを詳しく書くこと。
・慰謝料が発生する場合は、金額と支払期日をしっかり記載しておきます。
(5)最後に取り決めが行われた日付と夫婦の住所と氏名を記載して捺印をします。
・住所と名前は印鑑証明書の通りに正しく記載します。
・印鑑は必ず実印を使用します。
(6)離婚協議書が2枚以上になる時は契印を押すことを忘れないようにしましょう。
離婚を決めた後、元旦那・元妻とはできるだけかかわりたくという理由から、離婚協議書を適当に作ってしまう人もいると聞きます。
今現在の気持ちを落ち着けることも大切ですが、今後の自分や子供の人生を考えた、後悔のない・将来に渡って有効的な離婚協議書を必ず作成することを考えましょう!
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