
協議離婚は、9割の夫婦が離婚をするときに選ぶ離婚方法です。
一般的に夫婦2人の合意さえあれば、離婚が成立される協議離婚でありますが、一体どのようなメリットがあるのでしょうか。
■離婚協議のメリット
(1)時間の短縮
夫婦間の話し合いのみで成立するので、余計な時間が省けます。
弁護士などの専門家を付けていなければ、二人の時間があるときに話し合えばいいので、比較的早く離婚が成立しやすいです。
離婚調停では、月に1回程度家庭裁判所への出廷、数回の話し合いをしなければならず、離婚までに数か月かかりますが、離婚協議ではお互いに納得がいけば、いつでも離婚が成立します。
(2)相場があるようでない
慰謝料や養育費には、妥当額と言うものが暗黙の了解で設定されています。
特に養育費には、算定表と言うものが存在し、調停離婚や弁護士を介した離婚では大体の相場が決定されます。
しかし、言ってしまえば法律に関しては素人である二人の離婚ですから、お互いが納得さえすれば、相場からかけ離れた金額でも決定させることができるのです。
これは、相場よりも高くなることもあれば、低くなることもあるという事ですから、相場を知っている方が得をすることが多いでしょう。

(3)手軽さ
何よりも、一番のメリットは手軽な事ではないでしょうか。
弁護士や離婚の専門家を利用することがなければ、お金の節約になります。
離婚調停となると、家庭裁判所に通う時間や手間がかかりますし、労力とともに精神的ダメージを大きく受けることになるでしょう。

その一方、協議離婚は夫婦間での話し合いが基本とされていますし、お互いが納得すれば離婚が成立、決め事の決定もされるわけですから、難しく考える必要もありません。
極端な話、離婚協議と言うものは、お互いに納得がいっていれば、離婚届にサインをするだけで婚姻関係を終了させることができます。
離婚協議は手軽な離婚方法である為、多くの夫婦の間で用いられている訳ですね。
話し合いがまとまらなければ、離婚調停と言うのも仕方がない話ではありますが、この様なメリットからも、まずは離婚協議を試みてみることをお勧めしますね。

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