
協議離婚を切り出す方も勿論、切り出された方も、迷いが生じて心の準備を整えることがすんなりいかない場合はありますよね。
新生活へすっきりと切り出すためにも、心の整理は離婚前にしっかりと整えるべきでしょう。

心のどこかで、吹っ切ることができずに手続き上の離婚を済ませてしてしまうと、もやもやしたままで、新生活への障害になってしまいます。
■協議離婚中に心の整理を付ける
実際にどのようなことに納得をしていれば、気持ちの整理がついてくるのでしょうか。
(1)協議離婚での取り決めに納得している。
自分の主張、相手の主張をもとに取り決められる条件に本当に満足していますか?
協議離婚での取り決めは、今後の自分の生活にも大きくかかわってくる重要な事ばかりですから、妥協をしないようにしましょう。
夫婦お互いが納得を言ったら成立する協議離婚ですから、納得いっていないのならある程度まで話し合いを持つことが大切です。
(2)離婚後の生活についてのビジョンがある。
離婚後にどのような生活を送るか、人生プランは立てましたか?
行き当たりばったりでは誰でも不安になってしまうのは当然ですから、簡単でも離婚後の自分の生活について考えてみましょう。
「どこに住むのか、どんな仕事をするのか、どんな趣味を持つのか、どんなことをしたいのか。」、離婚後の生活について詳しく考えてみて、心の整理をするといいですね。
(3)離婚後はつらい事ばかりではないと思えている。
婚姻中は、パートナーとの関係がギクシャクしていて精神的につらかった方、暴力や家事に追われて体力的につらかった方も多いでしょう。
離婚後は、独り身・子供との生活で先行きが分からない、大変なことも多いかもしれませんが、『パートナーの事を考えなくてもいい。』、と考えると楽にはなりませんか?
離婚をすることはつらい事ばかりではありません。

自分が今まで我慢していた事、できなかったことがおおっぴらにできるチャンスでもありますよ!
(4)離婚をすることは自分にとって良かったと考えれる。
世間一般に、『離婚』というとあまりいいイメージを持たれ無いのは確かです。
特に、年配の人からしたら悪い印象を持たれがちですから、『両親や親せきと離婚を期に疎遠になってしまった。』、なんて方のお話はよく聞きます。
たとえそうなってしまったとしても、自分の気持ちだけはしっかり持ちましょう。
自分では、「このままの婚姻生活を続けていたよりも、正解だった。」と、必ず思えるようにならなくてはなりません。
(5)結婚生活に感謝を持てている。
相手に対する怒りや悲しみなど、負の感情はまだ消しきれないかもしれませんが、結婚生活に対すての『感謝の気持ち』を、持てるようになればいいでしょう。
『離婚』、と言う結末に終わるかもしれませんが、必ず「自分が学んだこと」や「成長できたこと」があったはずです。
婚姻年数は人によっても違いますが、「こんな人と過ごしていた○年間を返してほしい!」と思う人もいるかもしれませんが、その日々は無駄ではありませんよ。
そんな事を、思い出として受け止めることができるようになるといいですよね。
(6)離婚の事実を他人に包み隠さずいう事ができる。
離婚をしたという事を知らない人に、事実を伝えることはつらい事ですよね。
でも、自分から「離婚の事はあまり触れないでほしい。」という態度で、『離婚した。という事実』を、相手に”しぶしぶ”伝えたらどうなると思いますか?
相手も気を使って、なんだか気まずくなってしまいますよね。
それよりも、『離婚をした事実』は、何をしても変わらないのですから、おおっぴらにしてみたらいいのではないでしょうか。
とは言え、私もそうは思っていてもなかなかできずにつらい事ではありました・・・
オープンにすることで、今までなかった出会いやご縁にも恵まれるはずですから、無理しない程度に話してみることは大切です。
(7)『前進するのみ。』という気持ちを持てている。
立ち止まったり、後退していては人生もったいないですから、”これからは這い上がるだけ!”と言う気持ちを持ってている事が大切です。
沢山辛い思いをした方も、人生のどん底を味わった人も、その分の幸せがこれから待っているはずです。
離婚をしたら、今までパートナーに気を使ってできなかったこともできるようになりますし、苦しくても前に進むのみですよ!
人生の新しい門出となる離婚への決断は、なかなか勇気がいることのはずです。
後悔しない生活を送る為にも、心の準備をして納得のいく離婚をするようにしましょう。

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